「天(あま・あめ)」とくれば天孫族かと錯覚しそうになりますが、
古代は漢字の意味にとらわれず発音に当て字していったものなので
私などは「海人・海士・海女」を連想します。
ほら、鳥船を海士が漕いでる!! 海人の鳥船?
国指定史跡名勝天然記念物「屋形古墳群」の一つ
「珍敷塚(めづらしづか)古墳」の天の鳥船↑です。
同「鳥船塚古墳」の天の鳥船には2羽の鳥が描かれているそうです。
天の鳥船を祭神とする神社はそれほど多くないようです。
私が行ったのは常陸国「石船神社」くらいでしょうか?
遷座してきたという「神崎(こうざき)神社」へ行ってきました。
ん? 「なんじゃもんじゃ」?
原生林神崎森を訪れ、大クスの樹齢を二千年以上と言われたそうです。
玉置山なら樹齢三千年以上の木が何本もありますが、ここは利根川沿いですから。
私の撮影画像で樹齢二千年以上の大クスの威容を伝えられないのが残念です。
黒アゲハの群舞が見られましたが、なぜか一羽しか撮れていないし…。
せっかくここまで来たので少し足をのばして「香取神宮」へ行くことに。
国譲りを迫った際、事代主神のもとへ遣わされた神とされています。
うわッ、やっぱり標高の低い神社は苦手…
と思いつつ、バイクで行けるところまで行ったら社殿の横でした。
もちろん素通りして(って、何しに来てるの?)禁足地の林に隣接した道へ。
たぶん一番奥に近い場所にあった六所神社↓
ここから引き返して駐車場へ戻り「要石」の道標通りに進むと…小動物が!?
何だろ? うりんぼうとか? 子タヌキとか? (視力0.05なのでよく判りません)
「何かちょうだい」と催促するので「何も持ってなくてゴメン」と言うと
そそくさと右の柵の中へ入ってゆきました。
声をかけてみたら振り向いてポーズをとってくれました。
あれま、画像を見たら、きれいなネコちゃん!! おなか空いてたのかなぁ…。
小雨の中、傘もささず(持ってなかった…!?)「奥宮」を探しました。
「奥宮」なので奥にあると思って本殿の奥まで歩いて行ったのに、第二駐車場の
すぐ上にありました。バイクで通り過ぎていたのです。
江戸時代にはこんな唄が歌われていたそうです。
♪ここはこうざき(神崎)森の下、舵をよくとれ船頭どのよ、
主の心と神崎森は、なんじゃもんじゃで気が知れぬ♪