藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

秘密基地のタケノコ

天気予報が外れ、晴れの中をバイクで出かけました。
とはいえ、今日はうちのCDを食べる怪獣のトリミング(10:30~12:30)中、
移動時間以外の1時間しか岩井城址に滞在できません。
この画像自体、傾いていると思いますが、地面がうねってませんか?
カメラもiPadも忘れたので、ガラケーで撮ってます。
この反対側が城址への登り口です。
あ、懐かしいお車があるので、間違いありません。
ところが、登り口がわからず、電話を差し上げてしまいました!?
うわぁ~~~、やっぱりこの空間は素晴らしいですね!!
「はい、コレ!」と巨大なタケノコが目の前に置かれました。
うわぁ~と言ってたら、「でも、自分で掘りに来たんでしょ?」と言われ、
「実はホームセンターへ行ったら、竹の子用のスコップが売り切れてて、
来週には入荷するそうです」と言い訳する私。
「ここに3本生えてるから、スコップ貸すよ」とお声がけ下さったのですが、
近くまで来ても、なかなか3本目が見つかりません。
そうこうしているうちに皆さんが掘った筍をどんどん入れて下さり、ウドまで!?
「これはどうだ? 大きいでしょ?」
あっという間に袋が持ち上がらなくなりました。
「タケノコと言えば、アレだよ」
指さされた方を見ると、山椒の木!!
「こういうものまで完備(!?)されてるんですか? 至れり尽くせりですね」
と柔らかそうな木の芽を選んで頂戴しました。今日の晩ご飯は完璧。
すごい。花が咲き始めてますね。実がつくのが楽しみです。
近づくと、このグリーンの中から、ピョ~~ンと何かが飛び出しました。
↓どんぐりが落ちてる!! ここは私にとって理想の縄文台地です。
「雨蛙ですか?」と訊くと、
「色を変えるんだよ、アスファルトの上に行くとグレーになる」
へええ…田舎育ちなのに知りませんでした。
「ところで神楽歌は?」
「え? 今日は雨の予報だったし、最初から1時間の予定だったので…」
ごめんなさい。来週は必ず演ります。
と言うのも、2年前に行きたいとお話しした疱瘡神を見つけて下さった上、
歩いてゆけるように皆さんで竹林を整備して下さっているのだとか!?
ほんとうに有難い限りです。
鎌倉街道」は根本さんをはじめとするボランティアの皆様が
歩けるまでに整備し続けて下さっているのです。
人の手が入らなくなると、すぐに竹藪になってしまいますので。
鎌倉街道」は先ほど見たあの台地を通り、右端の港から龍ケ崎に渡ります。
今はなき「香取海」を妄想しつつバイクで走ってます。
最後に重くて持てなくなった袋を根本さんがバイクまで運んで下さり、
再度上まで戻られて、特大のタケノコを2本、追加して下さいました。
(うちの怪獣のトリマーさんに大・中・小と差し上げて帰宅…)
目下、わが家で最大の鍋を使い、2回目 6~10本目の灰汁抜き中。
灰汁抜き最後の3回目は鍋に大1本のみ。大き過ぎたので下を切って二分割で。
その1本で密閉容器1個分のピリ辛メンマが出来ました!
鮎魚醤へんこごまらぁ油で作ったため色が薄く、見た目
味が薄そうですが、何の何の、激辛ホットです。
真サバの真子(50円也)との炊き合わせ。
和久傳の季節のお料理をヒントに↓鰻白焼とタケノコの炊き込みご飯。
来週のタケノコ掘りと演奏修行を楽しみに、頂きま~す。