藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

2024-01-01から1年間の記事一覧

霞ヶ浦南岸・美浦村

10/10に続き、10/12に阿見町・美浦村方面へ。 前回近くまで行ったので足を延ばしたいと思いましたが、 家人が夕方出かける予定だったので、家から遠ざかるのを避けて 慌てて帰宅したら、ちょうど外出するところでした。 距離的にあと一歩だったのに…と、心残…

宇志久=牛久

起床後、突然思い立って牛久市岡見へ行くことにしました。 「おかみ」という地名が「たかおかみ」「くらおかみ」などの 神というか神社名を連想させたからです。 「牛久」という地名は、 和銅6年(713)に『郡・郷の名は好字をつけよ』との詔(みことのり)が出…

DVD『伊福部昭ラストインタヴュー』評

これまでも書いてきたように私は音楽雑誌を読みません。 それゆえ知らないまま通り過ぎることが多くあります。 新聞の取材を受けても掲載紙が送られて来ないと きれいサッパリ忘れてしまいます。 そんな性格を知っている方々が記事を送って下さるのです。 つ…

五馬台地から阿蘇へ

まったくの期待はずれと言うべきか、ゆふ号はガラガラ…。 それにしても、もう幾度、日田へ足を運んだことでしょう? 4月に買った鮎魚醤が底をついたので、日田へ行ったら何としても 原次郎左衛門「味噌醤油蔵」へ立ち寄らなくては! そして、大好きな大山町…

再び延岡へ

7/29に、これで来年2月まで泊まりがけの旅を封印… とか言って、延岡から宮崎空港へ向かったはずでした。 しかし、7/28に佐伯駅から乗ったタクシーが、高速に乗ろうとしては引き返し、 降りるべきインターを無視して通り過ぎるなど、わざとかどうかは不明なが…

西郷さんとニニギノミコト

帰途を宮崎空港にしたのは、恐らく来年2月まで泊まりがけでの 倭琴の旅を休止しなくてはならないため、どうしても明治10年の 西郷軍の可愛岳突破ルートを辿りたかったのです。 朝 8:50、北浦の宿を出て、延岡市北川町長井の 「ニニギノミコト御陵墓参考地」…

佐伯~北浦

ホテルに荷物を預けてバイクで走り、戻ってランチをしてから 荷物をすべて持って大分駅から「にちりん」に乗りました。 ホテルが駅に隣接しているからこそ可能なスケジュールです。 佐伯駅までは約1時間。 そこからタクシーで海岸線沿いに延岡市北浦まで行き…

もう一つの豊後国一ノ宮

大分へは何度も行っているのに、前回もルートに入れていたのに、 どうしても行けなかった柞原八幡宮(大分市八幡987)。 天長四年(827)に延暦寺の名僧金亀(こんき)和尚が宇佐神宮の参篭にて神告を蒙り、 柞原山に勧請したのを当宮の創設起源とすると公式ページ…

国東半島の鉱山

7/15に羽田空港12:10発→14:45発に変更を余儀なくされたため、再訪にあたり ちょっとハードルの高そうな山口山神社(国東市安岐町山口)へ向かうことに。 大分空港で前回の運転手さんと待ち合わせてます。 yumiaikawa.hateblo.jp 奈多海岸が良質な砂鉄の産地だ…

動かない時計

皆様から御心配をいただいています。 せっかくYouTube channel「伊福部昭の音楽」を開設したんだから 少しは宣伝をすれば? とのことですが、その必要を感じません。 yumiaikawa.hateblo.jp このブログにしても「タグをつけなさい」とのコメントが自動的に …

本宮山リベンジ

先月24日、急遽ナビに「西寒多神社 奥宮駐車場」をセットして向かったところ、 分岐で「直進です」とナビが言ったのを無視して左折した運転手さん…。 yumiaikawa.hateblo.jp ところが、それは本宮山山頂へ歩いて登るための登山道で、道幅が狭い上、 落石も多…

豊前国宇佐郡→豊後国速見郡大神郷

虫の知らせ…って何となく感じることがありますよね? 今回の大分行きで、私としては珍しく、タクシーを予約しませんでした。 何度も予約しようと思って空港周辺のタクシー会社を調べたのに、 ホントに何となくなのですが、時刻通りに行けるという気がしなく…

海部(あまべ)の古墳

今日のテーマは大分県最大を誇る全長116m超の「亀塚古墳」(国指定遺跡)と、 ほぼ同緯度で東に位置する「築山古墳」(国指定遺跡)です。 文化庁の国指定文化財等データベースの「史跡名勝天然記念物」には 「貝塚、集落跡、古墳その他」と記載されていました。…

日本神話誕生の地?

大分空港往復のつもりが、便数が少なく、同じルートを引き返すのが嫌な私は 行きを宮崎空港に変更! まぁ、せっかちとしか言いようのない性格なんです。 そのため避けて通っていた「日本神話」問題と向き合わざるを得なくなりました。 とはいえ、やはり「阿…

YouTube チャンネル『伊福部昭の音楽』開設

「歌をやるなら山口百恵になれ!」 「藝大へなんか行ってどうする。」 そもそも音楽をやることに猛反対で、音大進学なんかとんでもないと 反対し続けた父が、母の説得で「藝大なら一回だけ受験させてやる」 (どうせ現役合格するはずがない)と許してくれた受…

お墓参り

コンサート終了直後に札幌へ来たのは、助けて頂いた御礼とご報告のためでした。 申し訳ないことに、私共のミスで、5/13にカメラータへ問い合わせがありました。 眞柳潔氏のお名前が Sankei News に出ていたことに御遺族が驚かれたのです。 それを知って私も…

「伊福部昭の音楽」の展開

2023年3/31に、6/28のルーテル市ヶ谷ホールを何かに使わなくてはならなくなり、皆で 企画を考えた際、誰一人として、このDVDが世に出るとは想像していませんでした。 2023年5/31に『古代からの声~伊福部昭の歌曲作品』が発売予定だったことから、 レクチャ…

秘密基地のタケノコ

天気予報が外れ、晴れの中をバイクで出かけました。 とはいえ、今日はうちのCDを食べる怪獣のトリミング(10:30~12:30)中、 移動時間以外の1時間しか岩井城址に滞在できません。 この画像自体、傾いていると思いますが、地面がうねってませんか? カメラもiP…

大山町「木の花ガルテン」オーガニックレストラン

昨日に引き続き、今日も晴れかと思いきや曇天でした。 原次郎左衛門さんの近くにタクシー会社があったので、ホテルから歩いてきました。 鮎魚醤を買いに来ましたが、オンラインショップと同じく、3本までしか買えません。 でも、5/31のコンサートが終わった…

古代の台地(五馬媛の里)

古墳時代、ここ五馬(いつま)台地(日田市天瀬町五馬市)にはいくつかのクニがあって それぞれのクニを女性首長が治めていたと考えられています。 現在の日田市にあたる地域に幾つもの金山があったことは既に書きました。 yumiaikawa.hateblo.jp それと同時に、…

日本の古代歌謡

日田に来ています。生桜の前菜!? 釜揚げされたばかりのシラス、ツクシのお浸し、最高でした。 福岡空港に着いた時、寒くてビックリしましたが、日田も肌寒いので露天風呂はどうかな? 暗かったので、撮れたのが不思議…としか言いようのない画像です。 部屋の…

「伊福部昭の音楽」シリーズ無料開催のお知らせ

いよいよ本シリーズも最終回となります。 今回取り上げます《二つの性格舞曲》は、コンサートでは演奏されていないかも? それを《ヴァイオリンソナタ》の前に演奏することに意味があると考えています。 《二つの性格舞曲》はアムステルダム・デュオの委嘱で…

坂東市の古地名「猿島(さしま)」

「猿島」は、平将門が日本の朝廷に対抗して「新皇(しんのう)」宣言をした土地です。 八幡大菩薩のお告げによって天慶2年12月19日(940年1月30日)に即位するも、僅か 2ヶ月足らずの翌2月14日(940年3月25日)、藤原秀郷・平貞盛らにより討伐されました。 『延喜…