藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

氷見 2

志賀町に居ます。
本当は午前中に新高岡から新幹線に乗って帰るはずでした。
それが昨夜、知人から電話があり、志賀町に泊まれとの指令が!?
行き先も決められ、乗せて行ってくれる人まで頼んで下さっていました。
元々家人から「何度も同じ場所へ行ってるようだけど、せっかく交通費を
使うんだったら心おきなく何泊でもしてくれば」と言われていたので
「もう一泊することにしました」とメールしておきました。
深夜、「もちろん大丈夫だよ」と電話があり、今朝9時に予約を変更。
 
午前中は氷見でタクシーを予約していたので、雨の中、予定通りまわりました。
最初が駅に最も近い日宮神社。お祭りも盛大に行なわれているとか。
海へ向かい朝日を仰ぐ形ですが、厳密には立山連峰を向いてはいません。
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次も同じく日宮神社。どう見てもこちらの方が古いと思うのは、拝殿の右手に
山を守るかのような鳥居があり、何となく大伴家持が気に入る雰囲気を感じたため。
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運転手さんが御近所の方に話を聞いて下さっていたので割込みました。
「この場所へは大伴家持が来ていると思われるのですが?」
「はい、ここで詠んだ和歌も残っています。布勢から舟で来たこともあったとか」
「ちょうどこれから布勢の円山へ行くところなんですよ」
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今は便宜上? 布勢神社と称しているようですが、運転手さんは
「昔から御影(ミカゲ)と呼んでいますが?」と不思議そうでした。
円山というだけあって周囲に丸く道が巡らされています。
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大伴家持を祀った御影社は奥にありました。
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円山の高さは↓階段+αです。
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氷見の最後は3社目の日宮神社。最も辺鄙な場所にあって雰囲気が素晴らしい!
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結局、日宮神社は当社のみが立山連峰を仰いでいました…。
 
ここまでで既に2時間!? お昼頃ゆきますとお伝えしてあったので焦りました。
あと2社を廻りつつ3時間かけて志賀町着。
早速、巌門へ。想像通り足摺岬の白山洞門のようでした。