藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

国東半島

今朝は素晴らしい朝日で目覚めましたが、大分空港へ着くと冷たい雨でした。
杵築から柳ヶ浦まで特急で20分とのことで、2社をまわって駅へ。
先ずは奈多の宮。ここが記念すべき1,000社目となりました!
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奈多八幡社から見える「市杵島」を撮りたかったので。
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今日は宇佐八幡にまつわる神社をまわることにしているので
国東半島の南側ではあと一社、八坂神社へゆきました。
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うわー、ど迫力ですが…
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やっぱり…。
運転手さんが知り合いに電話をして下さり阿蘇神社に遷座したとわかりましたが、
時間的にもう一社は厳しいので、頑張って演奏しました。
 
急いで杵築駅へ行ったにも拘わらず、特急は12分遅れ…。
柳ヶ浦駅を出ると太陽タクシーさんが停まっていたので予約した車だと思いきや
運転手さんが聞いていないと仰って会社に電話すると
私が時間になっても現れないのでキャンセルだと思い
他のお客様を乗せて行ってしまったとのこと!?
結局停まっていた運転手さんが乗せて下さったので事なきを得ましたが。
 
というわけで、一社目の乙咩神社
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この能舞台の梁が素敵!!
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あ、船が姫島に着きました。また後ほど。
と書いたのち…
こんな経験は初めてです。
五島列島でも甑島でも隠岐島でもauの携帯電話は繋がりました。
ところが、ここ姫島の山沿いではdocomoしか繋がらないのだそうです。
家人に姫島到着の連絡が出来ていないのに…。
油断してました…高野山ですらauの携帯は繋がりましたからね。
ペンションの案内に「インターネットOK」と書いてあったのですけれど
それはパソコン(有線LAN)の話だったようです。
よもやc-mailも届かないとは想像していないと思うのでどうしたものか…。
 
さて、今日行った神社の復習です。
下乙女にある乙咩(をとめ)神社の次は高倉古墳の上の高倉神社
登っている時は、何だかなぁ…と思っていたのですが、
少し登っただけで周囲が見渡せて気持ちが良くなり、神楽歌《千歳》を演奏。
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すごい…、何とここまで全社演奏。
次の真玉八幡社へ行く途中、運転手さんオススメの若宮神社へ。
下調べをしていない上、由緒書もなく、演奏すべき曲がわからずパス。
真玉八幡では、社殿よりも護国神社の扁額が掛かった鳥居のある社地の
迫力が凄まじく、かつてどんな社殿があったのだろうと気になりました。
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次は更に凄まじく、道路脇にあるとは思えません。元は道路など無かった?
地図には身濯神社(六所権現)とありましたが…(ミスギ?)
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拝殿で演奏させて頂いた後、右手を登ってゆくと、巨岩や社殿がありました。
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ここで演奏させて頂くべきでした…。再訪の必要を感じますね!
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ここで4時半の合図の「夕焼小焼」のチャイムが鳴りました。
が、もっと山奥の道を迂回して伊美港へ行くほか無く、国東半島の山越えを
経験しつつ修験と神道の融合について考えさせられました。
 
時間と競争しつつ港へ着くと、フェリーなど居ません。
運転手さんがおかしいと仰るので確認すると、私がネット上で調べた時刻表が
古くて間違っていたとのこと!?
何と不運な私…と言うか、悪運が強いと言うか…。
 
今日の最後に行くはずが真っ暗で諦めた伊美別宮社まで乗せて行って下さり
拝殿の前に立つとライトが点いたので、ちゃっかり2曲演奏しちゃいました!
夜の帳が降り、神楽歌の演奏にふさわしい雰囲気が調えられていたのです。
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そして、無事、最終のフェリーで姫島へ渡り、美味し過ぎる食事を堪能。
海の幸あふれる夕食については後日改めてアップできれば…。