藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

箱根

こだまに乗ってます。ものすごい曇天です…。
関東は午後から雨の予報。
こだまって車内販売も自動販売機もないんですって⁉ 
お昼前には着く予定ですが、龍に会えるかどうか?
日本で描かれている龍はインド、中国を経て独自の発展を遂げたそうです。
 
…なんて呑気なことを考えながら乗っていたのですけれど?!
小田原駅で新幹線口とは反対の東口から箱根園行きのバスに乗る予定で
友人と待ち合わせており、9分しかないため走って乗り場まで行くと、
「箱根で事故があってバスが大幅に遅れてるんですって」とのこと。
 
急遽、小田急特急から箱根登山鉄道を乗り継いで小涌谷へ行こうと決めました。
小涌谷駅ならタクシーに乗れるので、そこから箱根園へ行くことにしたのです。
途中で立ち寄った阿字ヶ池弁財天
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おそらく昔のまま…の配置で(?)ひっそりと佇んでいましたが、
鳥居が真っ赤なのが気になりました(現在は弁財天じゃなく稲荷なのかも?)
 
箱根園では大勢の人が遊覧船を待っていました。
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我々はモーターボートを予約してます。
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九頭龍神の桟橋で我々を下ろし、全速力で箱根園へ戻るモーターボート!!
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陸側の景色も素晴らしい!!
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肝心の九頭龍神は、こんな感じ…。
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あれまぁ真っ赤!! 神社仏閣に疎い私は九頭龍黒龍かと思ってましたが?
それに、大きければいいとは思いませんが、想像よりかなり小さい…。
堤義明氏の再建とも言われているようです。
毎月13日にはここを目指して押し合いへし合いするわけですか?
観光資源!? としての成功例ですね。
 
せっかく上陸したので、社殿とは無関係に、芦ノ湖を背に演奏修行をしてみました。
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あれ? 聴いてたの? と話しかけると、じゃあね…とばかり踵(尾?!)を返しました。
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ここから龍神までは歩くしかなく、再びここへ戻って帰りのボートを
呼ぶわけですが、この湖畔の散歩道が気持ち良かった!!
 
龍神九頭龍神よりさらに小さい祠でした。
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来た道を戻る途中でモーターボートを呼び、再び箱根園へ。
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さあ、次はいよいよ駒ヶ岳ロープウェーです。
チケットを買う時に「霧で眺望ゼロですけど構いませんか?」と訊かれました。
う~ん、これじゃあ予め了解を得ておかないと文句を言う人が居るかも?
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箱根神社元宮はどこじゃ? と人に訊ねつつ到着。
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これが西武グループ創業者 堤康次郎氏が昭和39年に寄進した社殿ですか…。
標高1,356mということですから天気がよければ青空に映えたかも?
 
ロープウェーを下りてバス乗り場へ向かうと誰もいません。悪い予感!?
電話を終えた男性が「バスは来ませんよ」と教えてくれました。
「タクシーは?」と尋ねると「あそこに1台いるからつかまえた方がいいかも」と
親切に教えて下さったので、慌ててタクシーに向って走りました。
ともかく、これで小田原まで行けます。
ついでに湖畔の箱根神社へも寄りました。
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やっぱりタクシーは最強ですねぇ。
予定より多くまわれた上、小田原でご飯を食べる時間まで生まれました。
今日は傘を出すこともなかったし、皆様によくして頂きました。感謝。