藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

Sistema italiano ??

“Never give up”な性格では私と双璧と言われて久しいマエストロですが、
“Very tired” 言うてます。
SteinwayBoesendorfer等の会社は実際に弾いて貰うために出品していますが、
エストロは貴重な antique 楽器の特別展示を依頼され、
10台もの楽器を展示しています。
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楽器には“do not touch"と書いたカードを置いていますが、
それでも平気で触る人ばかりなのですから神経が参ってしまうでしょう。
私など嫌ならサッサと琴柱を倒して撤収できますが…。
 
また、16:30~のコンサートの際には
周囲が静かになる対策が講じられているかと思いきや、無策でした。
エストロが突然、「Yumi 和琴を弾いて!」と言い出したので
「私、スカートだけど?」と言うと、ガッカリされてしまいました。
それでつい「OK」を出してしまいました(ビデオ撮ってるのに…?!)
 
私とて周囲がざわついている中で演奏したいとは思いませんが、
致し方ありません。
声というのは、おそらく最強の楽器です。
 
という訳でテンポの合わない Cavalli はどこへやら?
木下忠司先生の「伊豆の踊り子」の主題歌をマエストロと共演した後、
神楽歌「阿知女法(あちめのわざ)」を演奏しました。
この調子だと明日も弾くことになりそうなので、モンペで行きます。
 
ホテルに戻ってメールを読んだ私は、またしてもドッヒャーとなりました。
送られてきたURLの記事を信じてコンサートに来て下さる方がおられたら、
どうすればよいのでしょうか?
私のコトは6弦と5弦しかないよう…。足しても13弦には足りない!!
 
もう一つの記事にも間違いはありますが、まだしも…。
 
初めてというのは、たいていこういうものなんでしょうけれど。