藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

乗鞍岳は遠し…

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朝7時半、ペンションの窓から撮りました。良いお天気です。
 
しかし、今日はとても皆様にお勧め出来ない旅になりました。
これが「やまとうたのふるさと」でなくて良かったです。
当初、今月の29,30日に「やまとうたのふるさと」として
希望者と訪れる予定でしたが、19日からバスの本数が半減するとわかり
行き先を伊豆半島に変更したのでした。
 
ただ、私はどうしても年内に乗鞍岳へ行きたかったので
無理にスケジュールを組みました。
しかも昨日までは山の情報が全く入らなかったので甘く見ていました。
地元ではバスが止まったかどうかなんて話題にならないんでしょうか…。
宿泊施設の関係者なら知っていてもおかしくないと思うのですが。
ペンションから400mの距離を車で送って頂いたのに
バスのキップが買えません!? 8時過ぎからずうっと待っています。
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なぜちゃんと説明されないのか謎ですが、
券売機の前に小さな字で「凍結のため通行止め」の貼り紙があるだけ…。
(と思ったら、外にも小さな表示が。単に「通行止め」なので諦めて帰る人も多く、
だんだん車が減ってゆきました。でも私には足がないので…)
やっと関係者を見つけて情況を訊ねると
「昨日は11:10に凍結解除された」とのことで、待つしかなさそうです。
 
13日に雪が降り、13,14日とバスが止まったそうです。
そして、17日は11:10に、今日は10:30に始発が出ました。
(畳平発の松本行きは、新島々からのバスが遅れ、12:05が始発とのこと。
13:05に乗れれば何とか松本まで行けそうですね)
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バスが走り始めたら景色の素晴らしさに2時間待ちのことなど忘れ、
乗鞍スカイラインを堪能…。
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しかし、この道を走って来たかと思うと
人の欲望や"環境破壊"について考えざるを得ません…。
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バスセンターの隣に場違いな感じで乗鞍本宮遥拝所が鎮座してました。
剣ヶ峰山頂の乗鞍本宮まで行きたかったのですが、2時間をムダにしたため
ここで演奏修行させていただくことに。
乗鞍岳の主峰剣ヶ峰(3,026m)までは
畳平から1時間25分程度で登頂できるそうで往復3時間ですが、
今日の私には2時間弱しか時間がありません。
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畳平バスセンターから撮った魔王岳
畳平からは剣ケ峰が見えないので、魔王岳に登って見ました。
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摩利支天岳にある丸いタンクの左側に見える三角形が剣ケ峰とのことです。
中途半端に時間があったので魔王岳でも演奏修行しました。
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よもや、ここまでで松本駅を目指すことになろうとは
想像だにしていませんでした…!!
 
長野県側へ下りながら、バスの車窓から乗鞍岳を見ようとした時
一瞬、車内が騒然となりました。
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あの、雪が積もっている場所で何人かがスキーをしていたからです!?
この程度の雪しかないのに通行止めになるなんて
凍結ってこわいですね…。
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畳平13:05発のバスで下山してますが、
帰宅したのは19:50。たいへんな長旅になりました。
(対馬五島列島よりずっと時間がかかるんですね…)