藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

神津島~下田

ついに神津島へゆけました!
時系列が逆になりますが、神津島発下田行きのフェリーから撮った神津島
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群青の海に映える眩ゆき島。
着いた時は曇天でしたが、だんだん青空が見え、カモメが見送ってくれました。
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神津島では先ず阿波命神社へ。
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既に真夏のような日差しです。
今日は忘れずに腕に日焼け止めクリームを塗ったのに
1曲(10分)演奏しただけで手の甲も腕も真っ赤になっていました…。
アトピーもちで化粧できないため顔はシミだらけ!!
炎天下で演奏するのはどうかと思っても、まだまだわからないことばかりで…。
 
次に阿波咩命(あはのめのみこと)の子を祀っているとされる物忌奈神社へ。
続日本後紀』承和7年(840)の条に上津島(神津島)の阿波神は「三嶋大社本后」で
物忌奈乃命はその「御子神」であると記載されています。
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瓦の色のせいか、両社とも南方の神社という雰囲気です。
 
今回は日帰りの方も居られ、天上山登山を入れられなかったのですが、
絶対に登ってみたい! と感じました。
運転手さんは「山懐に湧く東京都57番目の名水を飲ませたいから
次回は下田に前泊して朝一番で来て天上山へ登り、名水を飲んで13:40の
高速艇で東京へ戻れば?」と提案して下さいますが(一人では無理でしょうね…)
 
下田行きのフェリーでは、1時間以上デッキで神津島を眺めていました。
約2時間20分の船旅ののち下田なかがわで食事して解散。
 
私のみ下田泊なのでチェックイン後、徒歩10分の隣の神社へ行きました。
ちょうど1年前、伊豆最古を謳う神社で推定10トン級の岩が落ちたため
遊歩道が通行禁止になったとのニュースを知り、様子を見たいと思っていたのです。
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ただし社殿を横目にここで右折!? 海を目指す私の視界が急に開けました!
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えええ~何これ!? 18:30ですが、海の色がわかります。
この磐の上で演奏したい!! と、すぐさま跳び乗りました。
が、大波が寄せるたび磐が揺れ、これまで経験のない恐怖を感じました。
 
楽器を片付けて、ふと左手を見ると確かに落石が!?
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あれが10トンの磐? 畳のように平べったい岩板の断層も迫力がありますね。
もしかしたら「舟隠し」のために人工的に造られた入り江?
 
楽器を片付けて帰ろうとしたら入れ替わりに白人女性の旅行客がやってきて
一人ずつ鳥居の下で記念撮影を始めました。
小雨ながらサーファーも居て、落石以外は平和な砂浜でした。