おはようございます。
昨日は10時間貸切で12社(寺)まわったので、今日は飛行機に乗るだけ。
ホテルのアップグレード&レイトチェックアウト対応により、
朝食後、部屋でのんびり過ごしています。
昨日はあまりにも沢山まわってしまったため全部書き切れないまま爆睡!!
お昼に宇部空港から帰京するので中途半端に空いてしまった
午前中を利用して、昨夜の残りをupします。
さらに向津具(むかつく)半島をまわって長門市に戻り、南下しました。
萩の運転手さんが「その荷物では大変だから、行ってあげるよ」と
仰って下さり、昨夜は暗くなってから宇部から萩まで帰られました。
(とても親切で配慮の行き届いた運転手さんなので、その後もお世話になっています)
316号線で南下するのは、美祢線に沿って走るということでした。
ですが、タクシーなので、美祢駅を使う場合はかなり引き返すことになるため
諦めざるを得なかった於福駅近くの大日神社を探すことができます。
目印も何もないため通り過ぎましたが、右手のこんもりとしか考えられません。
ここを登るのはどうも…と思い、戻ったら階段の参道がありました。
急勾配なのでジグザグに上がるようです。
「大日社」とあるので、ここで間違いないようです。
これは…古代の円形祭祀場?!
とってつけたような社殿と古い石祠…。真ん中がドーンと空いていたので
《大日女(おほひるめ)の歌》を演奏修行しました。
当社は、ほとんどの地図に載っておらず由緒も何もわかりません。
それでも古代祭祀場を彷彿とさせる場所で演奏できたことが大事。
意気揚々と桜山へ向かいます。
枝垂れ桜で有名な南原寺ですが、他の桜もまだ早かったようです。
さて、南原寺には「雪舟の庭」がありました。
↑ほら、枝垂桜の木の下に。そこで迷わず左折しました。
え?! ここですか? 迫力あり過ぎな感じ。近づいてみると…
誰が切ったの? と訊きたくなるような巨岩。
この方? もしかして役行者?
全体的に手の入っていない原生林のような風情が…。
案内板をみてみましょう。
「参道階段附近にはよく発達したスダジイ林がある」?
あ、階段がありました。でも私は「スダジイ」を見ていません…。
振り向くと「旧本堂跡」がありました。
駐車場で待っていただいてるので、そろそろ戻ります。
「枝垂れ桜はまだまだでしたね…」と言いながら山を下りていたら
運転手さんも全く聞いたことが無いと仰る万倉の大岩郷。
「せっかくだから行ってみましょう」と運転手さんが仰るので
「帰りが遅くなりますよ」と申し上げたのですが、
「大丈夫です、来た道を帰るわけじゃないから」という次第で散歩しました。
何ですかコレ? 何百、何千という巨岩が山の斜面を埋め尽くしています!!
ここに写っているのが数十分の一以下であることは間違いありません。
標高320~380mの山腹に位置し、総面積3,967㎡なのだとか…。
広大な一面の岩原は、昭和10年に国の天然記念物に指定されていました。
真新しい自動トイレも設置され、これから売り出すようです。
遊歩道(?)の端に咲いている水仙を見てホッと一息。
人が押しかけたくなる景勝地と言えるかどうかは……?
さて、ここから山陽小野田市の赤嵜神社を目指しますが、その手前に
気になる神社が。社名の読めない神社へはなるべく行くようにしています。
揥山神社。どうやら「くしやま」と発音するようです。
小野田駅の近く(北北西)ですが、民家の間の道が狭く、
タクシーを停める場所もないため、周囲を走って貰ってます。
ここまで上がってきてわかったのですが、裏が高千帆小学校で
奥に高台が広がっていました。
正面に見える山の麓に赤嵜神社があるはずです。
夕方でもあり、小野田港へと向かう道は渋滞していました。
しかし、なぜ長門国の北端と南端に「あかさき神社」が鎮座してるんだろう
との疑問から、頑張って移動してきました。
赤嵜神社着。
境内社も多いのですけれど、鳥居や参道も各方向にあります。
ん? 蜘蛛窟じゃないの? と気になった場所から入ります。
海岸の近くから遷座してきていたんですね。
しかし「霊泉」があったのなら、すでに当地にも祭祀があったはず。
何だろう? と思って1枚だけ撮っていましたが、これが「霊泉」でしょうね。
先住民から当地を奪った可能性を考えてみる価値はありそう…。