藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

砺波市・南砺市

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立山から下りて、富山市舟倉の姉倉比売神で演奏。
 
富山駅で解散後、私のみ高岡に移動してホテルにチェックインし、
部屋に荷物を置いてすぐ、電車で南砺市へ向かいました。
駅にタクシーが待機していたので貸し切りをお願いすると
「神社で一々10分ずつ待つことはできない」と断られました。
富山県はどの駅もタクシーがハズレでした。
タクシー会社の営業所で直談判し、貸し切りで出発したものの
時間が押してしまい、一ノ宮高瀬神社では〆の太鼓が鳴っていました。
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そこで早々に退散し、庄川沿いの河川敷にある弁財天へ。
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社叢のヤブツバキ砺波市保存樹木に指定されているそうです。
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あ、ここは庄川を渡った先にある雄神神社の元宮だったんですね!?
それで雄神神社まで行ってみたら、運良く宮司さんが祝詞をあげておられました。
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この宮司さんこそが高瀬神社宮司さんでした!
遷座や社名の由来をお聞きすることができ、嬉しうございました。
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演奏修行もさせて頂き、待機して下さっていたタクシーで東野尻駅
向かっていると、砺波市苗加にポツンと藤津神社がありました。
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ん? 右手に怪しげな建造物が見えます!?
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何と「鹿塚」? しかし由緒も何もわかりません。
ネット検索したら、垂仁天皇の時代に大若子命の皇軍に加わった皇孫イツヒコが
先住民を討ち、当地の開拓につくして開祖とされたとありました。
そのイツヒコの子「伊夫岐」は景行天皇の御代、武内宿禰の第三子・武弟(藤津)
3年間稲作を学び、父の墓として鹿皮の衣料を埋めて鹿塚と称したとのこと!?
 
内容が内容だし、「伊夫岐」の名も看過できませんが、
宿題とさせてください。