藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

三島

おはようございます、今日も元気です。
連日、夜はもう完全にガス欠状態なのですが、起きたら全く異常なし。
朝食会場からガラス越しに撮った景色。
一瞬、南郷のプリンスホテルに泊まったかと錯覚しました!?
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今日も暑くなりそう…というか、三島は31度の予報です。
いつでも行けそうでなかなか行けなかった三嶋大社
下田から鈍行で帰るのが億劫で一泊させて貰ったため、
スーパービュー踊り子に乗って熱海→三島→東京の予定。
 
三嶋大神の妻を各島に配したと言われる伊豆七島のうち3島をまわり、
後妻(!?)とされる伊古奈比咩神社も見たので、深意を探りたく思います。
三嶋神に関わる神楽歌が幾つかあるのにまるで読み解けていません。
だから未だ歌えないわけで、何とかせねば…!
 
ようやく帰途につきました。予定より1時間遅い14:50発のこだまです。
そう家人にメールしたけど返信なし!? かなり呆れてる?
(結局アコが一人にならないよう出掛ける時間を遅らせて待っていてくれました)
 
三島では少なくとも見目神社が何なのかがわかりました。
駅の北に同名の神社があったので行ってみましたが、由緒書がありません。
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三島市佐野の見目神社↑。↓裾野市麦塚の見目神社
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同緯度で1kmほど離れた二つの見目神社には、たくさんの境内社がありました。
上の方は祭神が波布比咩で、なぜここに伊豆大島波浮の神を祀るのか不思議でした。
が、そこから駅へ戻り、南口の三嶋大社へ行ったらヒントがありました。
境内の見目神社三嶋神伊豆七島の后をまとめて祀ったと書いてあったのです。
三嶋神には事代主説と大三島の大山祇説があって私にはわかりかねましたが、
のちに少し理解が深まりました。
 
三嶋大社は海人族っぽい造りでした。
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こんな立派な神社には滅多に足を踏み入れないため気後れがします。
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こちらは天然記念物の金木犀
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当社より通り一つ南の大社町には日隈神社がありました。
祭神は事代主命の父 大国主命と書かれています。
ということは、現在の三嶋大社事代主命を祭神としているわけですか。
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シナリオが少し見えてきました。
三嶋神は、伊豆国賀茂郡三島郷→賀茂郡大社郷白濱と遷座した後、
現在地の田方郡小河郷 伊豆国府に鎮座したとの説があるそうです。