藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

淡路島の石上

今日は大変な冒険をしたため、予定より2時間遅れて新幹線に乗りました。
淡路島の岩屋からは13分で明石です。サヨナラ淡路島。
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雲が厚く、夕日は見られませんでした。
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最後に行ったのが有名なパワースポットで、道が狭い上
舗装されておらず、ぬかるみで車が動けなくなったりして…
やっと着いたと思ったら別の神社でした!?
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地図には石上神社と書いてあったのですが? 八阪神社
縄文遺跡の中の神社と書かれています。「舟木遺跡」でしょうか?
ここで泥濘に車輪をとられて動けなくなり、死に物狂いで押してみたものの
バックはできなかったので、どんどん狭まる道を下ってみました。
すると見覚えのある道に出たので、仕切り直して勘を頼りに探すことに。
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あ、ここだ! 舟木石神座(舟木石上神社)。しかし女人禁制!?
女性はコッチを通れと書いてあります。
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あれ? 稲荷じゃありませんか?
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一応女人の私は左の斜面を登ります(なんでやねん?!)
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おおお…これが磐座ですか…。
先日来たくさんの巨巌を見てきましたが、ここは人の手が入ってますね。
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石上(いそのかみ)の祭祀というものがどんなものなのか、まだ全くわかりません。
 
今日は、さぬきの志度から始まった長い旅でした。
志度寺能楽『海人(海士)』の玉取り伝説を取材しました。
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こちらが柵で囲まれた海女の墓所です。
 
次に、こともあろうに志度から真南の讃岐山脈に向かい、
空海創建の多和神社(現 さぬき市前山)へ。
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さすがに御神木は空海が唐から持ち帰ったと伝わる銀杏ですね。
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この2本の銀杏の真ん中に鳥居がありました(古くは銀杏が鳥居だった?)
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あそこに見えるのが当社の御神体山たる女体山でしょうか?
東進して淡路島へ行くべきだったのに、ずいぶん遠くへ来てしまいました。
 
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道路脇に唐突に現れる御陵↓と、とってつけたような↑五角形の池。
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淳仁天皇です。
都以外に御陵がある天皇は数少なく、しかも明治3年7月24日(1870年8月20日)
諡号勅定(淳仁天皇/733-765)までは淡路廃帝(はいたい)でしたからね…。
 
北上すると淡路廃帝の行在所だったとされる妙京寺に龍の天井画がありました。
淡路廃帝はこの妙京寺から天皇のある大炊神社へ移されたそうです。
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天井画より、蛍光灯に目を奪われました!?
 
ここへの道沿いに「反正天皇生誕の地」とされる産宮神社がありました。
社殿は新しいのですが、古くより「瑞井」として知られていたようです。
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いや、しかし、手前の木(御神木?)に気をとられ、「瑞井」を撮っていませんでした!?
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どの写真にも写っているのは新しい囲いだけ…。鳥居まであるのに↑。
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収穫は↑この由緒だけだったかも?