藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

旧伊奈町の遺跡 2

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今日ゆかなければ散り始めてしまう…
という気がして、アーニャがトリミングをして貰っている間に
伊奈町の遺跡をまわることにしました。
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前回と同じく足高(あだか)城址を下から見ると桜が咲いていました。
香取海から台地に上がったり下りたりしながら北上してます。
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うわっ、桜の並木道だ!!
と思ったら、神生(かんの)貝塚を探しに行って二度通った神生の十字路でした。
伊奈町には、私が子供時代に見たような風景が広がっています。
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♪春の小川はさらさら流る~
 
3/27にクラウンオルガンで歌った大正時代の唱歌を口ずさみたくなります。
あの日、ちょっと驚くようなことがあって、上手に年をとらなくては
他人様に御迷惑をおかけすることになる…と痛感させられました。
訳のわからないことを口走るようになれば、家族のフォローが必要ですが、
家族が居なくなって一人になった場合はどうすればよいのでしょう?
誰しも一度は不安になるのでは?
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そんなことを考えながら走っていたら、筑波山が見えてきました。
かつて何度か通った筑波山。ずいぶん遠くに見えます。
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つくばエキスプレスってこういう所を走っているんですね。
つくばエキスプレスの下をくぐって、常磐自動車道の下もくぐります。
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あのこんもりが目指す東楢戸古墳でしょう。
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近づくと、周囲を水路が巡っていました。
ここはかつて香取海の一部だったと考えられる牛久沼の北西に位置するので
沼地と言うより古墳を築くためのお濠だったのでしょうか?
取り敢えず、坂を上がると神社がありました。
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地図には鹿島神社とあったのに、八幡神社が合祀されているようです。
右の看板を拡大しますと↓
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間違いなく東楢戸古墳ですが、住所が「東西楢戸入会地」となっています。
それゆえ、さらに右の看板は「西楢戸緑地環境保全地域」↓
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社殿の奥にある後円部の社叢にも「西楢戸緑地環境保全地域」の杭が。
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みごとな椿でした!
裏へまわって後円部を見ようとすると桜が満開でした。
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ここから後円墳に登れそうでしたが、そういう趣味はありません。
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かといって社殿で演奏する趣味もありません。
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きれいな新芽ですね…。今日の舞台はここにします。
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見上げれば桜模様!?
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自然の中で演奏していると、先日のもやもやが消えてゆきます。
人なんて誠実に生きるしかない小さな存在です。
 
さて、次は先日見つけられなかった小張(おばり)貝塚を探します。
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地図だとこのあたりなんですけど…?
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少し先に小張小学校があって、校舎沿いに右折すると下り坂になります。
やはりこの周辺が小張貝塚なのでしょう。今は貝など見えませんが。
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すぐ近くに先日訪れた鹿島神社縄文遺跡があります。
社殿の前の畑をじっと見ると↓
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僅かながら貝殻が混じっています。
社殿の奥は下り坂。ということは小張小学校からここまでが小張貝塚
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二度目でやっと地形が飲み込めました。
そろそろアーニャのお迎えに行かなくては(約30分かかるため)。
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観光地じゃない普通の用水路の桜並木もいいですね…。
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リードを持ってこなかったので、アーニャは公園の花を見るだけ。
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明日はお散歩にゆけるかな?