藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

大洗・阿字ヶ浦

いったい何度同じ場所へ行けば気が済むことやら…。
そんな私のために運転手さんがダイダラボウの大串貝塚へ案内して下さいました。
いつか行きたいと願いつつ、後回しになっていたのです。
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じっと大洗の海を見つめるダイダラボウの周囲をツバメが飛んでいました。
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残念ながら時間がおしていて、貝塚までの往復20分がとれませんでした。
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高台から海を臨むダイダラボウの視線の先にある大洗港へ。
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えええ~~?! ダイダラはめんたいちゃんを見てた?
何故か大洗港に福岡の会社が!? スーパーで聴いた"明太子の歌"も流れてました‼
 
この先を左折して、上の大洗磯前神社の駐車場でタクシーに待機して貰うことにし、
私は大鳥居を入ってすぐ左の鳥居をくぐりました。
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結構のぼりましたね…。すると二の鳥居が↓
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今度は旧漢字を使っていますね。
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與利畿神社の隣にも神社が。
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えっ?! ブンブク茶釜稲荷?
以前地図で見た時には大甕磯神社でした。
それを見落としてしまったため再訪したのですけれど?
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社殿の右横に「大甕磯神社」の石碑がありました。
いつ社殿が稲荷に化けたのでしょうか?
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真新しい鳥居と石碑ですね。
予想通り、上の駐車場の横へ抜けられました!
それにしても日本人はヒンドゥー教の神が好きですねぇ…。
人の心臓を食べると言われているカーリーやダーキニーが怖くないのでしょうか?
 
タクシーまで行くと運転手さんが「この景色だけは見て下さい」と仰います。
「鳥居からの景色は前に見ましたから」と言ってもどんどん歩いてゆかれます。
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今日は雲が多く、角度によって青空が見えるのですが、海の方は晴れていません。
それでも運転手さんはこの景色が素晴らしいと気に入っておられました。
振り向くと大洗磯前神社の拝殿です。
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しかし、大洗磯前神社と言えば、やはり本殿ですよね!
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どんなに豪華で巨大な本殿よりも、この佇まいが好きです。
 
さあ、いよいよ本日のミッション?!
光圀公が命名し直した「清浄石」の石碑を探せ!
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大洗から北上して那珂湊側へ橋を渡り、海沿いを走りながら
運転手さんに「この辺です」と言って停まって貰ったら、目の前にありました!?
前回は凄い勢いで通り過ぎてしまった場所です。
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この看板も目に入りませんでしたが、
私は「白亜紀の地層」を見に行ったのでした。
よって、ほとんど同じ画像を撮っています。
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↓前回は晴天でした。
 
ところで、私は、空海が修法した護摩壇石「阿字石」
下の画像右寄りの平たい磐ではないか…と思っています↓
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やっと「清浄石」の石碑を見つけたので、先日、光圀公の差配では?と感じた
東海村豊受皇大神宮の元宮候補の一つ津神社へも立ち寄ってみました。
空海「阿字石」と名づけ、光圀公が「清浄石」と改称した
白亜紀岩礁から最も近い神社、津神社です。
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この位置から海が見えるものだろうか? と疑っていましたが…
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間違いなく、かつては見えていたでしょうね。
大洗磯前神社のような大社ではないので、前に住宅が建ってしまってます。
社殿はこちら↓
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水戸藩の寺社改革の影響か、境内に稲荷ほか多数の神社が軒を連ねていました。
 
今日は運転免許センターでの手続きを挟んで二本立てでした。
運転手さんのお蔭で、とても楽しく有意義な時間を過ごせました。
午後6時13分の空↓ 雲に夕日が仄かに反射してきれいでした。
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