藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

高松空港~国分寺町

羽田空港へ向かっています。
水害に遭ったマンションの片付けにだけ帰るのは馬鹿馬鹿しいので
空港から未だ行っていない神社へ行き、見聞を広めたく思います。
 
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本栖湖精進湖青木ヶ原樹海、右端に西湖が少し写ってます↑
富士山の真上を飛んでいたので富士山が見えなかったのですが、機内放送で
静岡県と長野県の境を飛んでいます」と言われた時に山を撮りました。
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羽田空港高松空港は飛んでしまえば55分です。
羽田空港がビジーなだけで…。
高松空港からはタクシーで国分寺方面を目指しました。
国分寺町は全国展開された国分寺のある町で、
かつては宇多津町と同じ綾歌郡でしたが、
現在は高松市の一部となっています。
 
実は友人が空港まで迎えに行ってあげると言ってくれていたのですが、
なるべく迷惑を最小限にとどめたく国分寺町のコンビニで待ち合わせて
軽四でなくては行けない神社へ向かうことにしました。
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ここは菅原道真が讃岐の国司として赴任していた時代によく訪れていた場所で
近現代は端岡村郷社楠尾神社境外末社ということになっています。
末社云々はともかく、高台にあって知行地を眺めるのには最適かと…。
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讃岐名物のため池が見えています。そして私は社殿の奥へ。
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やたらと紐(結界?)が張られていましたし、
ちょっとした謎↓もありましたが、清々しく気持ちの良い奥谷神社でした。
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奥谷神社への階段左に見える標識。奥谷神社は左という風に勘違いしそう…?
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右手には藤の花が咲いていました!
 
ここまでくると、菅原道真奥谷神社から遥拝したことになっている
楠尾神社へも行ってみなくては…という気になります。
それが、車一台通るのがやっとというとんでもなく細いクネクネ道で
本当に辿り着けるかどうか…久々に肝を冷やしました。
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こちらの表参道は徒歩オンリーですね。
我々は車なので神社の裏につけるしかなかったようです。
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ふう~~ん。境内には半端ない数の祠や石柱があって
どこかで見た光景だな…と思ったら、高松松平藩の二代藩主は
かの水戸光圀の長男じゃありませんか!?
ということで、ここでも寺社改革か…と、納得した私でした。
しかし何と社殿の画像を一枚も撮って無い!!
ただし駐車場の藤はちゃんと撮りましたよ。
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次にここから西へ走って落神神社へ。
落神とは隕石では? と書いてありました。
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ムクノキは社殿を覆って↓こんな感じ。
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とっても大きいですね!?
鳥居もちょっとビックリですよ。
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ずいぶん粋な鳥居ですね。実際には枯れ木を地面に打ち込んだだけかも
知れませんが、地面から生えている木を使ったかのように見えました。
 
この社殿の奥にふたコブの山が見えます。
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地図を見ると、真北なので「猪尻山」かと思われるのですが?
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ここには「本宮猪山」とあります。
…で、遷宮したのが↓こちら。
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金比羅社」とあるので、オホナムチかも知れませんね。
しかしながら、落神を神霊として奉祀してきた落神神社には
「落神はいつしか楠尾神社遷座した後、再び現在地へ戻り、
大山祇命を祀るようになった」との伝承があるそうです。
 
落神を楠尾神社遷座させたのは高松松平藩か? との疑問を抱えつつ移動。
演奏修行中にメールが届いていたことに気づき、友人に電話をかけると
「高松でニームを買ってきたから、渡すために掃除を手伝いに行くよ」
と言われました。ビックリです!?
これまで、万が一アレルギー症状が出たりしたら大変だから…と
手伝いをお断りしてきましたが、アナフィラキシーなどの異変が出た際、
救急車を呼んでくれるだけでも助かります。
ほんとにありがとう。感謝いたします!