藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

三原山御洞

おはようございます。
今日は伊豆大島を目指してますが、途中下車しつつ行きます。
それにしても今日の暑さは格別ですね。船は楽しみですが、山登りが心配…。
 
今日のテーマは、被災をまぬかれた神社です。
3.11の直後、東北の神社を取材した友人に教えて貰ったことが忘れられません。
社殿などが残った神社には共通項があるというのです。
地震列島に住み、日々どこかで地震が発生している現状では避けられないテーマ。
この話も裏付け・確証が得られたら書きたいと思っています。
最初は相模国二宮から。移動時間を利用してupします。
 
二宮 川匂(かはわ)神社
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熱海へ移動して今宮神社。この辺りは源頼朝公ゆかりの神社が多いですね。
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熱海から高速艇で海を渡っています。わくわく…。
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伊豆大島まで僅か45分の高速艇ですが、ずっとシートベルト着用だし、
窓も開かないので、ちゃんとした画像は撮れませんでした。
 
ホテル着後、すぐに三原山へ!!
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ゴツゴツの溶岩流が露出しているものだとばかり思っていたので美しい緑にビックリ!!
 
皆さんは山頂へ、私は心地よい風に吹かれながらの演奏修行です。
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振り向けばかなり歩いていたものの、写真を撮りながらなので時間がかかり、
内輪山の頂上まで行ってしまうと演奏せずに下りなくてはなりません。
後方の外輪山からカルデラへ下りて内輪山の頂上を目指すわけですが、
安永6年(1777)の噴火以降このカルデラを「三原山御洞」と表現した書物がある
とかで、「みら」が「みら」に転訛したとの説が有力なのだそうです。
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そもそも明日の「やまとうたのふるさと」の前に三原山へ来たのは
1986年の噴火による全島避難の折に被災しなかった三原神社を見るためでした。
でも演奏修行もしたい…。
ということで、山頂で溶岩流が神社を避けて流れた様子を撮ってきて貰いました。
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たしかに溶岩流が社殿を避けてますね…。
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私は適当に座って演奏していたのですけれど、下りて来られた方が撮影した
画像を見ると、右肩の真上に社殿と鳥居が位置していました!?
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伊豆半島 天城山に沈む太陽。
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爽やかな風、きれいな空気と景色、今日も一日ありがとうございました。
 
いや、しかし、今日最も感動したのは野生化したキョンに会えたこと!!
運転手さんに教えて頂いた通りバンビみたいで可愛らしい外見でした。
 
驚いたのは、露天風呂で両腕を後ろについたら腰も脚も浮いたこと!?
何と塩味の天然温泉でした。そこでウンチクを垂れる老婆。
若い人たちは知らないだろうけど、波浮の港という唄が
昭和初期に大ヒットして、夕焼けを歌ったら大島の南の波浮港からは
夕焼けなんて見えないと非難轟々!!
ついに詩人の野口雨情が、伊豆大島の写真を見て詩を書くよう言われ
茨城県の磯原に近い平潟漁港をイメージして書いたと釈明したそうよ」
 
明日はその波浮港へは行かず、バウムクーヘンを見に行きます!