藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

阿蘇

おはようございます!
台風一過の晴天。予定通り阿蘇を目指しています。
もっと早く行きたかったのですが、阿蘇への道は遠い…。
さすがの私も全行程タクシーというわけにはゆかず、
熊本空港からバスの接続がある便を選びました。
阿蘇へ着いたら、予約しているタクシーで阿蘇神社などをまわりつつ
来た道を戻る形で熊本駅へ。
いつもながら、この一便でしか辿れないルートです。
 
去年、東海大の卒業生の方から「大学の近くにある数鹿流ヶ滝に案内したい」と
言われ、日程を決めていたのにイタリア行きで先延ばしにしてしまったら、
先日「数鹿流ヶ滝はもう無くなりました」と言われ、頭が混乱しています。
一刻も早く見に行かなければ…という旅です。
大自然は変わらずそこにあるなんて思い込みの儚いこと…。
 
イメージ 1
久々に見る阿蘇! なんとなく神々しい…。
 
ANAで予約したのに共同運航便で、初めてソラシドエアというものに乗りました。
客室乗務員があまりにも口うるさくて閉口してますが、あとは普通かな…。
熊本空港から大分行きのバスに乗りました。宮地駅まで50分の予定。
イメージ 2
むむむ…物凄く迂回してます。
予定時刻になっても着かないので訊ねたら、プラス20分だそうです。
これは…鹿児島への新幹線を遅らせるほかありませんね。
 
結局30分以上遅れて着いた上、そこは駅ではありませんでした。
タクシーなど影も形もなく、電話したら「出払ってます。駅でお待ち下さい」?!
まあ予約時間に遅れた方が悪いのですが、駅を探して歩く間にキャリーが
歩道の溝に引っかかって身体の向きと逆になり、出発前に痛めていた
左ふくらはぎを捻って軽い肉離れを再発させてしまいました。
 
空港からは通れる道が一本しかなく、上り下りともずっと数珠つなぎでした。
地元の皆さんの御不便はいかばかりかと思いをいたしました。
 
不思議なことに、一の宮町では阿蘇神社だけが大きな打撃を受けたのだそうです。
f:id:YumiAIKAWA:20190807050659j:plain
地震阿蘇神社の下を通った」と運転手さんは仰っていました。
 
数鹿流ヶ滝へ行く道は全て不通。道路越しに見られる場所もないそうです。
そこで白蛇ちゃんの居る蛇石神社へ行くことに。
イメージ 4
 
蛇は怖い、見たくない、という方はここまでにしておいて下さいね。
 
さあ、白ヘビ様です。最初に2匹、子供が生まれて3匹と聞いていましたが?
イメージ 8
スゴイ! エアコンを入れて温度と湿度を管理してる!?
え~と、他には?
イメージ 9
あれ? コッチの方がお姉さん? お目々カワイイ!!
「2匹しかいませんねえ…」「ちょっと待って下さい。上にも何か…」
イメージ 10
まさかここにも? と疑いつつ昇ると…
イメージ 11
頭が二つあったし、どうやらこちらが両親のようです。
なんとなく新興宗教っぽい感じがしたのですが…?
イメージ 12
「試験合格、学業向上祈願」ですって? 他の項目にしても、よもや信じたり、
お金を払って祈祷をお願いしたりするような人はいないと思いますが、
もし他力本願で何かが叶ったり成就したりするのであれば
達成感の得られない残念な人生を送るしかないってことですよね。
まあ定員割れの学校でもない限り、たとえ祈祷して貰ったとしても
全員が合格することはないわけですし、眉に唾を塗りつつ失礼しました。