藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

相馬惣代八幡宮 (相馬小次郎)

2/5に素通りした相馬惣代八幡宮を再訪しました。
 
相馬小次郎と名乗っていた平将門が生まれた母の実家。
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取手西小学校を眼下に、道なりにどんどん登ってゆくと唐突に鳥居が見えました。
道幅が狭く、駐車スペースがなくても何とかなるのがバイクの利点です。
鳥居をくぐると、2/5とはまるで印象が違います!?
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椿ですね! とても華やかな感じになりました。
境内地は「取手市 保存緑地 6,388㎡」に指定されているため
私の好きな雑木林ではなく、きちんと手入れが施されています。
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こちらの保存木はシラカシ
3/6に行った香取神社古墳群の保存木もシラカシでしたね。
 
社殿の真後ろにも椿の木がありました。
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しかし…、かなり木を伐採しているため周囲の家々が丸見え!?
こんな場所で演奏できますか…? 通報されたらどうしよう。
ぐるっと社殿を廻ると、いかにも御神木という風情の巨木が。
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ん? この石は…? 曰くありげな置き方ではありますが。
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よし、この位置しかありませんね。
ガソリンスタンドのお兄さんが訝しげに見ていますが…。
せっかく来たのですから、ちゃんと演奏修業しなくては。
と考えて、催馬楽《安名尊》を元の風俗(ふぞく)歌のイメージで演奏することに。
紫式部の『日記』や『源氏物語』で頻繁に取り上げられているように
催馬楽は平安貴族の嗜みで、人の集まりがあれば必ず会の最初か最後に
全員で《安名尊(あなたふと)》を歌ったことはよく知られています。
将門も当然ながら歌ったことでしょう。
 
今日は《安名尊》を全三節うたい、《神擧》を練習しました。
不思議なことに、最近は屋外の方が演奏に破綻をきたしません。
恐らく、さまざまな声の鳥がやってきて一緒に歌ってくれるからでしょう。
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何はともあれ、騒ぎにもならず、演奏修業を了えました。
トリマーさんに預けたアーニャのお迎えまではまだ時間があります。
少し遠回りになりますが、何度か近くを通ったのに立ち寄れなかった
間宮林蔵之生家」のある記念館へゆくことに。
 
2/5に貝塚の稲荷神社を探して行ったり来たりした道を通って
小貝川を渡ると、稲豊橋の北はつくばみらい市狸渕。そこから小貝川沿いに
南下すると、つくばみらい市上平柳に間宮林蔵記念館があるはずです。
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この辺かなぁ…。右手の奥というか小貝川に隣接してお墓があるようです。
そこまで行く時間はないので先に進んでみます。
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うわっ!? たしかに道沿いにありました。
奥の記念館は鉄筋コンクリートのようですが、生家は古そうです。
間宮林蔵は安永9年(1780)にこの家で生まれ、15-6歳までを過ごしたそうです。
ただし現在地の南西約50mの場所から昭和46年に移築・復元されたのだとか。
ちなみに入館料は無料。
なにしろ世界地図に名を残した人ですので私も勉強しておきたいと思います。
が、月曜日はそもそも閉館で、開館時間は16:30まででした。次回は是非。
 
しかしながら、こののちナビ通りに土手を走っていたら工事で行き止まり!?
大幅に廻り道をさせられ、15分も遅れてしまいました。
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待たされた上にカメラが嫌いなので不機嫌になり、
私の顔を見ないようにしているアーニャ。ごめん…。
初回にトリマーのお姉さんが気を利かせて目頭の毛を切ってくれたのですが、
このままだと切り続けなくてはならないため、伸ばしているところです。
もう少しで前髪もきれいに上がると思います。
 
さて、昨夜、家人が何度も「おいしかったねぇ」と呟いたなか川のうなぎ。
小麦アレルギーの私は白焼きでした。
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そして家人はうな重
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こちらが先日値上げされた価格表です。
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「普通」の注文が多かった日は「きも焼き」を出して貰えます。
昨日は日曜日だったし、訊いたら初めてOKでした~!
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見たこともないような大きさで、フワッフワの肝焼きでした。
もちろんタレなし、山椒のみで頂きました。
深夜料理番組のレギュラーで美食家として有名な歌い手さんなども
わざわざ来られるとか。すごいぞ坂東太郎!!
うなぎ好きの方には、ちょっと遠くてもいらして頂きたいお店です。
予約不可なので、私が直前に情況を伺ってお知らせしますよ!!