藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

高松空港~五色台

おはようございます。
12日~14日の阿波国の旅では意外にもモロ海人族のクニだったことがわかり
あそこへも行くべきだった、ここは落とせない、との思いばかりが膨らんで
直ぐに次の計画を立てました。
これを実現させるには、カフェアイカワのお掃除で説得するしかありません。
前回と違うのは、家人が8月に関西での講演を引き受けた点です。
「講演の前日、遊へ行けないかな?」
「一人で? は無理だよね。暑い中アコを新幹線に乗せる?」
いずれにせよ、アコを運ぶのも掃除をするのも私です。
「4月の頭に掃除をしたきりで8月に泊まるのは大変だから梅雨入り前に
風を通してお掃除をしてくる!」ということで高松空港へ向かっています。
行くからには讃岐国で行けてない場所へも足を運ぼうと空港からタクシーを予約。
果たしてどんな旅になりますやら…。
 
最初に向かったのは綾川町(すえ)蔵王権現です。
この住所は作陶の技術を携えてきた渡来のアヤ(綾・漢)氏を暗示?
よくわかりませんが、隣は畑田、秦姓の多い地域です。
地図を見ると隣にプールかと思うような巨大な何かがあって、
行ってみると産廃処理施設でした。
そちらには立派な道路が建設されているのに
蔵王権現への道はここで途切れていました。
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ここを一人で進まなくてはならないとは…。
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しばらく木のトンネルを歩いたら急に視界が開けました。
蔵王権現なので少し小高い丘にありました。
何故ここに蔵王権現があるのかを考えてみなくてはなりませんが…。
 
何となく、次の滝宮天満宮へ行く気が失せて本日の最終目的地への
通り道にある府中ダムへ向かいましたが、徳島のダム湖とは比べものにならず
残念な気持ちを抱えながら五色台の白峰の真南に位置する高結神社へ。
珍しくiPadが指示した道がケモノ道になっていて急勾配を引き返したりしました。
やっとの思いで到着したら、さほど高い場所とも思えないのに深山のようでした。
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讃岐にもこんな神社があったんですねえ…。
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社殿から石がゴロゴロ見えましたが、場所柄を考えるとサヌカイトの採石跡?
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由緒も何もわからないのにある種の達成感が得られました。
 
ここは讃岐国分寺の近くだったので、当然宇多津方面へ帰るべきでしたが、
全く逆の高松に向かいまして、「遊」着!
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タ、タ、タ、タイラギ!!
 
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大好物の渡りガニ!!
 
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う~ん、夏を堪能してます。
 
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キスの三杯酢ですって!?
 
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定番になったのかしら? さぬきのめざめの讃岐牛巻き!
 
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女将さんが作る絶品のナス! 旬のサワラの真子の炊き合わせ。
 
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うわー感動!! 小麦アレルギーの私のために米粉で揚げて下さいました。
静岡から届いたばかりの桜エビで久しぶりの揚げ物を堪能しました。
 
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〆はいつもの烏骨鶏の卵かけごはん。
 
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デザートは生産者さんが判っている讃岐産の佐藤錦でした。
さすがですね…いつ行ってもちゃんとしたものを最高の味で提供して下さる。
高松の子(いや老婆!)になりたい!!