とてもきれいに整美されていて、花束も数種供えられていました。
前夜の会食で現地の方から「フィリピンの人たちの中には古き良き日本の伝統に
通じる人が少なくありません。家族を大切にするとか…」と教えて頂きました。
かつて戦った他国の兵士にまで献花して下さるとは有難い限りです。
神楽歌は人様に聴いて頂く音楽ではありませんので
慰霊祭に先がけて奉納演奏させて頂きました。
演奏しているうちにだんだん日差しが強くなってきまして…
それでも六絃を五絃に替えて奉納演奏を続けています。
ただ、演奏中に鳴いていたヤギらしき鳴き声がだんだん悲鳴に!?
心配になって姿を探しに行くと身動きがとれなくなっていました。
飼い主が木に縛り付けた紐が枯れ枝に絡みついてしまっていたのです。
「ちょっと待ってね」と言いつつ引っかかっていた枝を取り除くと
動きまわれるようになり、すり寄ってきて手をクンクンしてくれました!!
それからクラーク・ミュージアムへ行きました。
古代の土器や生活用品から、スペイン植民地時代の展示、
第二次世界大戦に関わる展示など、盛り沢山でした。
ここから慌ててホテルへ戻ったのは、
14時に部屋を替えてくれることになっていたためです。
到着時に案内された部屋はバスタブなし、シャワーのみの部屋でした。
予約メールには53㎡とありましたが、少し狭く感じたので
フロントに伝えたら、渋々メール通りの部屋に替えてくれました。
調度品が同じなので印象は変わりませんが、バルコニーにバスタブがあります。
私には絶対にバスタブが必要なので、抜かりなく予約しておいたのに…。
まるで桜島のようなアラヤット山を見ながらの入浴は最高でした。
(ただしカーテンはバスタブに入ってからでないと開けられません。同じ高さのビルから丸見えなので!?)
さすがにフィリピンの雲は強烈…なんて、のんきなことを考えながら
汗だくになった麻の服などを手洗いして干したら、突然の雷鳴が!?
久々に味わうスコールでした。30分程で上がりましたが。
フィリピンならではの一日、ありがとうございました。