藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

ふたたび香取海を走る

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2022年2月2日、画像真ん中あたりに筑波山が見える所(かつての香取海)を走ってます。
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目的地はのあたりで、上の●は南太田貝塚です。
 
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以前行った浅間神社浅間大神を通り過ぎました。
香取海に浮かぶ小島だったことが想像できます。
 
立春前ゆえ"春一番"ではありませんが、前に進めないほどの突風に見舞われています。
何の障害物もないため、屋根付きキャノピーは車体を持ってかれそうになります。
ここは時速10kmで乗り切るしかありません。
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ちょっと、ここで休憩。地図を見ると、向かって左手の丘に八坂神社があるようです。
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「さるまい自然公園」? 桜の季節に来たことがありますね。
久しぶりに読んだら、今日行った"戸茂"の戸茂遺跡(縄文時代)を訪ねた帰りでした。
古代の地形に興味があるため、今日は帰りにこの上の八坂神社へ行ってみました。
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今時の神社ですね。奥まで行って地形を確かめます。
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社殿の裏に段差があることはわかりました。実際に歩いてみないとわかりませんが、
「さるまい自然公園」まで、段階的に下がってゆくのではないでしょうか?
八坂神社と同じ台地に足高城跡があり、住所は"足高"、その下の「さるまい自然公園」の
住所も"足高"、道路の西側は"戸崎"です。"崎"とは、引っ掛かりますねぇ。
そして"戸崎"から坂を上り切った所が"戸茂"の縄文台地です。
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出ました、「この先行き止まり」の看板!? この辺りは行き止まりだらけ!?
でも、地図を見ると、この先に天神社があるので、もちろん坂を下ります。
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下るというのは意外でしたね。古い神社は高い場所にあるものと思っていたので。
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いったん香取海へ下りて、次のこんもりへ上がる感じです。
あとで画像を撮ることになるのですが、この先の二又で登り道を選びました。
ナビはこういう場所に入ると無言になるし、私は方向オンチです。
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落ち葉が積もった道をルンルンと走ってます。
こういう道を走ってるとワクワクしてくるという困った性癖の持ち主なので。
だいたい「さるまい自然公園」から天神社までは 7分と出たのに
もう20分も走ってるんですよ…。
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ほら…、GoogleMapに無い道を走るからこんなことに!?
iPadを見たら、さっきの二又を登らず、右に曲がるべきだったようです。
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ここを下らないと…と思いつつ左を見たら、何となく天神社の裏へ行けそうな感じ。
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いやいや、方向オンチの勘が失敗のもとだから。
道があるわけでもないし、ここは大人しく元の道へ戻りましょう。
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ここです。私は左の道を登って、引き返してきました。右の道を進みます。
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これは…、入り江ですよね? この先が"戸崎"ですし。
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うわぁ、海から上がってくるタイプの神社です。
香取海時代、水上交通の一つの拠点だったということでしょうか?
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下から見ても、古代の円形祭祀場っぽいですよね。
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恐らくトラクターくらいしか通らないと思うので、社頭にキャノピーを停めました。
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一の鳥居はほぼ南面していて、二の鳥居はほぼ西を向いています。
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驚くほどきれいにされています。"戸茂"の集落の皆さんが整美されているのでしょう。
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由緒書きも何もありませんが、氏神さまであれば必要ありませんしね。
社名だけ見ておきましょう。
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天満宮」でしょうか?
神社や宗教に興味が無い私は、地図にあった天神社
「天+神社」なのか「天神+社」なのかすらわからないのですけれど、
ここは菅原道真の「天神」であり「天満」と解釈してよいのでしょうか?
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神楽歌の源流を探る私には現在の社名なんてどうでもよくて、
古代歌謡にふさわしい場を探して演奏修行を続けているだけです。
その点、ここは古代香取海に面した円形台地、古代祭祀にふさわしい立地でした。
下調べをする時間もなかったのに、誕生日にここへ来られてラッキーでした。
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66歳の今年もまた、元気に演奏修行できますように。
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来た道を戻っていますが、この道はGoogleMapに載ってます。
大好きな藪ツバキが咲いてましたよ!