幾度この言葉に腹を立てたことでしょう。
全くうまく行ってないのに何とか帳尻だけは合わせられた
という意味だったことにやっと気づきました。
歌のレッスンでは bene というのは良い言葉ではないと言われていましたが、
tutto と言われれば、すべて世はこともなしといった印象を持ってしまいます。
ですが、どうも自己弁護的な臭いを感じてしまうのです。
セジェスタの遺跡は想像以上にスケールが大きく素晴らしいものでした。
そして全旅程を終えた今、やっぱり Tutto bene だったなぁ…と感じます。
昨夜は、生まれて初めて、バスタブの中で寝てました!
疲れたのはもちろんですが、セジェスタの砂に私のアレルゲンたる
鳥の糞(!?)が混じっていたからでは? と思われます。
ともかく鼻水が止まらず、点鼻薬も効かず、歌うどころではありませんでした。
とはいえ、歌わないわけには行かず、何度も鼻水が垂れて凄いことに!?
まあ遠目にはわかりませんが。
当初、30日は雨の予報で、Reiさんは中止も視野に入れておられたそうですが、
着いた時は日射しが強く、どうなることかと思いました。何しろ暑い!
全くと言っていいほど打ち合わせが出来ておらず、行き当たりバッタリなので、
「あなた方は何分のビデオを作ろうとしているのですか?」と訊くと
「10分だ」と仰います。
それなら、ああしてこうしてと言って、何とか日没までに終了。
私はずっと座っていただけなので、夕焼けが見られたかどうかはわかりません。
本当に素晴らしく、大満足の旅となりました。
夜の食事の際、主催者のFacebook を見せられ、
前夜のコンサートの中から「さくらさくら」がUPされていてビックリ!?
情況からみて、嫌だとは言えないんでしょうね…。妖怪画像もあって楽しめる?
最初に「阿知女」を演奏し、
その神楽歌のメロディから「さくら」が生まれたと解説して歌いました。
そしてセジェスタの録画風景は今日10/1の19時のニュースで流れるそうです。
Reiさん曰く、よく見られている番組だそうで、代わりにご覧くださいます。
今から30分遅れのアリタリアでローマに向かいます。
あ、いや、いま機体が到着したので出発はもっと遅れますね。また後ほど。