午前9時前に家を出ました。寒いです。
9℃ですが、バイクで走ると5℃くらいに感じます。
まだ太陽が見えません。左手に讃岐富士こと飯野山。
30分ほど走ったら満濃池に着きました!
空海が改修工事をしたことで知られる人工池ですが、何となく神々しい感じ…。
しかしながら予定では、満濃池は通らないはずでした。
なぜか GoogleMap が読み込めず、桜を見ながら適当に走ってきたのです。
けれど、ここから先は無理…。
さんざん迷った挙句 iPadを取り出すと、この間に少し読み込めていました。
ルートまでは出ませんが、反対方向へ進んでしまったことがわかったので
引き返します…。15分+15分で、30分のロス?!
こんなことでは徳島県まで行けるかどうか…?
そもそも今日は出だしからつまづきました。
いつものように 3時間睡眠で 7時に起きて朝食を済ませ、8時に出発する
予定でした。が、前日、小2画伯が描いた「大学きょうじゅ」が居りました。
まだ寝ていましたが、一応声をかけて行かないと…。
「私はもうご飯を食べたから予定通り8時に出るけど、ご飯どうする?」
「食べるよ」
そうですか…、起きてこないから食べないと思ったのに…、
という次第で、朝食の準備などしていたら、出発が8:45になりました。
しかも、家人のスマホはサクサクなのに、
私の iPad はルートマップどころか普通の地図すら読み込みません。
とはいえ読み込むのを待っていたら、どんどん出発が遅れます。
よって、適当に走って満濃池へ到着したわけです。
土讃線で帰った時に、たった一度だけ利用しました。
できれば駅を見てみたかったのですが、遙か高方を通過…!?
さて、猪ノ鼻峠を通過する前に行ってみたい場所が 3ヶ所ありました。
最初が尾ノ瀬山ですが、初めてなので右も左もわかりません。
ようやく少し読み込んだ GoogleMap を頼りに山を目指してみました。
「尾ノ瀬神社まで 4km」の看板を右折して、ひたすらクネクネ道を登ります。
駐車場らしき場所へ到着。
この略図を頼りに尾ノ瀬神社を目指したものの、
既にキャンプ場や関連施設が潰れていたこと、
倒木などで通れない道があることなどを後で知ります。
ZOOMERでここまで来ましたが、この先はもっと勾配が急になり
進まなくなったので、V字まで戻って停め、徒歩で尾ノ瀬神社を目指しました。
低めの山で、既に尾瀬寺は廃寺とはいえ、その規模に驚きました。
何と「神泉(しんせん)」まであったのです!?
そして展望台の手前からでも満濃池が見えました。
ああ…讃岐の風景です‼
これを見られただけでも私には意味がありました。
取り敢えず、尾ノ瀬山で約1時間過ごし、次へ向かうことに。
目的地のすぐ手前に美味しそうなお店があるのを地図で確認していたので
ここで早めのランチをとることに。
お目当てはフリーWi-Fiです。
ここで徳島県の目的地とルートマップを全て読み込みました。
次は三豊市財田町の合社神社。
合社というくらいですから、明治末期の一村一社の合祀令によるものかと。
いや、しかし、一ノ鳥居があんな高方にあるなんて…?!
そこで、左手にまわって道なき道を登ってみました。
個人の所有かも? と思い、作業をしておられた男性二人にお声がけしました。
柵で区切られているため神社へは入れないそうです。
でも、実際に見ないと納得できない性格なので、
この先の行き止まりまで上がりました!?
もはや不審者以外の何者でもありません‼
酷く凸凹なので、下りるのも大変でした。
こんなところまでZOOMERで登って、50分近くも無駄にして
いったいどんな意味があったのやら…?
木熊野神社があるはずなのですが、地図には載っていません。
善通寺へ行った時から、なぜ一社だけ離れた場所にあるのか
不思議だったので、この機会に探すことに。
あのこんもりだと思うのですが、入り口が分からず一周しました。
恐らくここでしょう。裏から回っているようです。
おおお…、徳島方面を見据えていますね!?
隋神門まであって、社叢も素晴らしいのに、
なぜ地図に載ってないのでしょうか?
ともかく5社目の木熊野神社へ行けて満足しました。
ここからは一路、阿波池田を目指します。
日曜日だというのに交通量が少なく、気持ち良く走れました。
14時なのに 9℃!? 徳島県に入ったら、1℃低い 8℃でした。
ああ、我が青春の「坪尻」駅は徒歩でかなり降りなくては見られません。
さあ、いよいよ徳島県ですが、画像が多くなったため、ブログを分けます。
終わってみれば、今日は約200kmを11時間でまわった演奏修行旅でした。
バイクに乗って疲れるということはありませんが、今日の寒さは異常でした。
途中でカイロを買って貼ったのに、ずっと奥歯がガタガタ震えていました。
讃岐最高峰の竜王山は、昨日は0℃~1℃、今日はずっと0℃で
下山していたら雹が降ってきて、洋服の上からでも痛いほどでした。
友人と食事をして戻ると、家人がアーニャを連れて帰ってくれていたので
洗濯や掃除をして、夜中のうちにゴミを出しました。
片道ですが、ディスカウントマイルでとりました。
私一人だと、アーニャに留守番をさせた上、2時間以上かけて
宇多津へ戻らなくてはなりませんでした。
それが、2時間後には羽田ですから、家人に感謝ですね。