藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

Chiesa di Sant'Alberto

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おかげさまで何とか終わりました。
こちらも訳がわからない、主催者も何を用意すべきかわからない…
という情況の中、突然いらして下さったReiさんのお力添えもあって
皆様に音楽の内容をある程度ご理解いただけたようです。
 
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終了後、楽器を見に来て下さったのは最初お一人でしたが、
次第に大勢の方が席を立って前にいらっしゃいました。
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その後は物凄い混雑になって質問攻めに遭ってしまい、Reiさんも大忙し。
子ども連れの方など若い世代がお帰りになって
通訳から解放されたReiさんが画像を数枚撮って下さいました。
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普通、コンサートは20時開始なのだそうですが、
古い文化財の教会がふさわしいだろうとの配慮でここに決まった結果、
18:30開始になったようです。
 
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高さがあるため残響が長く、当然ながらマイクは不要でした。
そもそもここでのコンサートが決まったのは離日直前でした。
当初はセジェスタの遺跡でのコンサートを収録すると聞いていました。
ところが、ビデオの録音録画スタッフが、
初めての音楽なので一発勝負では不安だと言い出したそうです。
それでコンサートはトラーパニ市内で、
ジェスタの遺跡はビデオ撮りのみに変更されました。
(結果的に、遺跡で瞬時にアレルギー症状が出たことを考えれば
コンサートが市内の教会になって助かりました)
準備期間が1週間前後だったにも拘わらず、短期間に新聞3紙に載り、
変則的な時間帯だったのに、熱心なお客様が大勢いらして下さいました。
主催者および御来聴くださった皆様に心より感謝申し上げます。
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最後の一紙は当日の朝刊で、16時にホテルへ迎えに来て下さった
長老ご一家のうち、恐らく未だ10歳に満たないお孫さんが一生懸命
ロビーに並んでいる新聞の中から探し出して私に見せてくれました。
コンサート後ホテルへ戻ったら、
ルームキーと一緒にその新聞が手渡されたのにもビックリ!?
夕食の際、トラーパニ(シチリア)人はアフリカやアジアの人たちに
対して友好的であるとの話を聞いていたので納得した次第です。
 
今日はいよいよ今回の旅の目的地セジェスタの遺跡です。
が、昨夜みなさんが話題にしていたように
雨→曇りの予報なので夕陽は見られないかもしれません。
 
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