藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

甲斐国

コマとワニ

昨日の夕方に行った山梨市の窪八幡神社が県内最古の八幡宮と主張していると 書きましたが、社伝だけだと韮崎市の武田八幡神社の方が古いようです。 武田八幡神社HPには 「伝えによれば、武田の地に日本武尊の王子武田王が封ぜられ、 その館の跡を桜の御所と…

山梨市

「武田王(たけだのきみ)と甲斐武田氏は関係あるの?」 とのメールが友人から届きまして…再び甲州へ。 この点がクリアになれば、これまでの疑問が解決できそうなテーマなのに 私は考えたこともありませんでしたが、 考え始めたら、すぐにヒントが得られたので…

巨麻郡

巨麻郡の初見史料は 『正倉院文書』天平宝字5年(761)12月「甲斐国司解」中の「巨麻郡栗原郷」。 郡名の由来としては、 江戸時代の『甲斐国志』など近世の地誌類による 甲斐の黒駒と称えられた良馬を産出した土地で古代に御牧が多く存在したとの説と 『続日本…

甲斐国一宮・二宮・三宮

今月三度目の甲州です。 私にとって早過ぎず遅過ぎずの特急は一本しかないため 毎回同じ「あずさ」に乗ってます。が、今日はピンチでした!? 新宿へ向かう電車が“緊急停止信号”で停まってしまったのです。 こうなると、出来ることをしておかねばなりません。 …

鰍沢(かじかざは)~身延

「国見平ダイヤモンド富士」と地図にあったので行ってみました! 運転手さん曰く「お正月に頂上付近から太陽がのぼる」とのこと。 古い文献に、湖だった甲府盆地の水を鰍沢口から富士川へ流す様子を 朝廷の責任者がチェックするための宿舎を置いたのが国見平…

甲府盆地

朝、ホテルから小淵沢の大滝湧水へ直行しました。 この青空で、気温は20℃超え(甲府は29℃超え‼)です。 荷物が多かったので、運転手さんが神社の前へつけて下さいました。 でも階段は上がっていません。隣から水音が聴こえたので。 すばらしいですね! 昨日、…

甲斐の黒駒

おはようございます。前回と同じ「あずさ」に乗るべく家を出ました。 前回、不思議だったのは、古い石鳥居が低かったことです。 それで、古代人は現代人よりもかなり身長が低かったのか? と思い、 戦国時代の騎馬武者を描いた絵図を思い出しました。 人と馬…

蹴裂神社

甲府駅から身延線で甲斐上野駅まで来ました。 タクシーで2分ほどの場所に蹴裂(けさき)神社があります。 当社のルビは「けさく」ではなく「けさき」でした。 「さく」も仲間と言われていますが。 ふと左手を見ると「上野城跡」? 上野城は海抜287mにあったそ…

甲府!

おはようございます! 昨日のブログを完成させられないまま朝を迎えてしまいました。 しかも今回は、一昨日どこかへ行けることになったとき、 曇り~雨の予報だった甲府を選んだのに、この晴天!? 昨日は涼しくて、雨にもならず快適だったのですが、 今日は日…

甲府盆地は湖だった?!

甲府盆地には地底湖説や湖水伝説があって以前から興味を持っていました。 地誌類のみならず、甲府市の穴切大神社や韮崎市の苗敷山穂見神社などにも 湖だった甲府盆地を蹴破って耕作地として拓いたとの伝承が残っており、 蹴裂(けさく・けさき)神社も何社か現…

都留

ああ~よく遊んだ!! 「遊びをせむとや生れけむ」、文字通り"Play"ですね。 洋の東西を問わず"遊び"="Play"="演奏" 富士山からの帰途、特急かいじに乗ってます。 昨日とは打って変わり今日はたくさん廻りました。15時までで11社!? 朝は酷い曇天で富士山は全…

富士山「青木ヶ原樹海」

大月着。 フジサン特急への乗り継ぎ時間が23分!? で、退屈してます…。 日本中どこへ行っても外国人が多く、乗ってきた車両に日本人はいませんでした。 自由席車両の先頭に陣取っていたら、後から来たインド人のカップルが 私の前に並び!? 写真撮影まで頼まれ…