藍川由美「倭琴の旅」

やまとうたのふるさとをもとめて倭琴と旅をしています

2016-01-01から1年間の記事一覧

佐賀の吉野へ

午前8時、部屋から新幹線を見ました。雨は降ってません。 と思いきや、テレビから「大雨洪水警報」のニュースが流れてきました。 何とこれから途中下車する出水と、当初行く予定だった甑島です。 午前9時、朝食中にザーッと雨が降ってきましたが、30分後に止…

桜島

今朝は先ず桜島を眺めながら演奏。 その後、鳥居を見つけたので山の中に入って神社を探しましたが? 栗!! 彼岸花!! 「これ以上進むとマムシが出てきますよ」と運転手さんに言われ断念…。 夜のパーティーまで桜島へ行ってきます。 フェリー15分で160円。安く…

霧島

幾度となく鹿児島空港を利用してきたのに一度も行ってない霧島! 今日は鹿児島空港から霧島神宮を目指そうと思います。 まず空港から約10分の金峯神社。 金峯神社といえば山の上にあるもの…との既成概念が吹っ飛びました。 明治にこの地に遷座してきた島津氏…

因幡

鳥取泊まりで午前中は宝木へ。 宝木が伯耆につながるのかもしれないという疑問から。 駅からすぐの小山の麓に母木神社がありました。 由緒書がありました。"麒麟獅子舞"とは伊福部氏と関係があるかも知れませんね。 "麒麟獅子舞"が盛んな鳥取県東部(因幡)や…

播磨~因幡

新山口から「さくら」に乗りました。 今月の「やまとうたのふるさと」は因幡国なのに? こんな突拍子もないルートをとるのは私くらいのものでしょう。 3月の山口行きで金峯神社へ行けなかったため再訪することにしたものの、 山口 or 萩から島根経由で鳥取へ…

人丸と金峰

水薦苅 信濃乃真弓 吾引者 宇真人作備而 不欲常将言可聞 (禅師) 三薦苅 信濃乃真弓 不引為而 強作留行事乎 知跡言莫君二 (郎女) 『万葉集』96・97歌の枕詞「み薦(こも)刈る」は「み篶(すず)刈る」の誤りとされ 「みすずかる」と詠まれてきました。 「篶」と…

アマの鳥船

「天(あま・あめ)」とくれば天孫族かと錯覚しそうになりますが、 古代は漢字の意味にとらわれず発音に当て字していったものなので 私などは「海人・海士・海女」を連想します。 ほら、鳥船を海士が漕いでる!! 海人の鳥船? 国指定史跡名勝天然記念物「屋形古…

古代氏族と歌

征夷大将軍も、桓武平氏も、日本列島の歴史からみれば新しい。 もっと新しいところでは、戦国時代に簡単に山城を築くため(?!) 山頂に祀られた神社を山麓へおろした例などを見て歩いています。 神社とは先祖を共同体の精神的拠り所として祀ることから始まった…

平 将門

突然ですが、雨なのでバイクで出掛けることにしました。 雨だと熱中症の心配もないし、日焼け止め対策も必要ないため。 このところの暑さには閉口…、梅雨明けまであと僅か… ということで少しでも課題を消化しておきたく思います。 今日は、関東というか板東…

尾張古図

今回の旅を「尾張古圖」を簡略化したイラストを借りて赤で囲んでみました。 この地形では船を操る海人族でなければとても生活できなさそう…。 岐阜新聞での連載「ぎふ海紀行」より1998年2月4日付の記事を参考にしました。 ---------- 世に三河国賀茂郡猿投神…

尾張・熱田

こんにちは! 今日も暑いですね~。 午前中に熱田神宮および元宮などをまわってきました。 熱田神宮は巨大でした。なのに、なぜ尾張三ノ宮?と不思議がられています。 そこで、その謎に挑戦。先ず抑えたいのは尾張氏は権宮司という点。 大宮司職は代々尾張国…

伊福部

最後まで抵抗した挙句「宿魂石」で押さえ込まれた天津甕星を追ってます。 たまたまというか当然というか、近くに伊福部氏にまつわる神社があるため そちらもおさえながらまわります。 それにしても東京駅は盆か正月かというくらいの人出! 連休は避けるべき…

まつろわぬ民

完敗の一日でした。 雷雨の中わざわざ出掛けたのに知識の浅さに因る誤解が露呈したのです。 でも、間違いに気づけたので一歩前進…かな? 最近のテーマは「まつろわぬ民」「さへぎる民」「土蜘蛛」「鬼」etc. 関東から東北にかけて征討された民を祀ったのが「…

佐伯

今日も暑いですね~!! 電車に乗るまでに汗ダクになってしまいました。 こんな日に出掛けたくはないのですけれど、私の不注意で満身創痍の 倭琴を、いつまでもメンテナンスしないわけにはまいりません。 そこで、かねてよりの課題「さへぎるモノ」の調査に。 …

新治

『古事記』第12代景行天皇の皇子 倭建命の東征の場面に 「新治 筑波を過ぎて 幾夜か寝つる」とあります。 そこで明治以降の新治郡とは違う、奈良時代の律令制度下の新治郡の地方行政の 中心的機関 新治郡衙(筑西市古郡)へ行ってみることにしました。 (地名の…

蔵王山採石場

演奏修行をしていると、さまざまな動物に出会えます。 7月3日には竹生島で龍神の原形のような生き物(?!)を目にしました。 立派な手(?!)と尻尾ですねぇ…。 中国伝来の想像上の獣とされる龍ですが、日本人がそれを描くにあたっては 身近に居る爬虫類などを参考…

竹生島・吉槻・高月

午前中は竹生島まで30分の船旅です。 あれは、かわらけを投げる龍神拜所ではありませんか?! モノを投げるなんて失礼だし、ゴミが出ても大丈夫なのでしょうか? 曇り→雨の予報ながら傘を持っておらず、降られることもありませんでした。 階段だらけの竹生島で…

伊吹山

昨日は、上下を逆にすると形が似ていると言われる淡路島から琵琶湖へ。 今日は伊吹山に登ります。今はまだ曇っていますが、気温は30℃を超えるとか!? 関ヶ原駅からバスで伊吹山(1,377m)山頂駐車場へ。 ここから、なだらかな1時間コース、40分コース、ずっと…

淡路島の石上

今日は大変な冒険をしたため、予定より2時間遅れて新幹線に乗りました。 淡路島の岩屋からは13分で明石です。サヨナラ淡路島。 雲が厚く、夕日は見られませんでした。 最後に行ったのが有名なパワースポットで、道が狭い上 舗装されておらず、ぬかるみで車が…

三島

おはようございます、今日も元気です。 連日、夜はもう完全にガス欠状態なのですが、起きたら全く異常なし。 朝食会場からガラス越しに撮った景色。 一瞬、南郷のプリンスホテルに泊まったかと錯覚しました!? 今日も暑くなりそう…というか、三島は31度の予報…

神津島~下田

ついに神津島へゆけました! 時系列が逆になりますが、神津島発下田行きのフェリーから撮った神津島。 群青の海に映える眩ゆき島。 着いた時は曇天でしたが、だんだん青空が見え、カモメが見送ってくれました。 神津島では先ず阿波命神社へ。 既に真夏のよう…

伊豆大島

素晴らしい伊豆大島滞在でした。 今は神津島行きの高速艇に乗ってます。 では、世界的にも珍しい地層大切断面!! バウムクーヘンです。 昨日の運転手さん(私と同年輩?)が子供の頃、道路を通すために 山を手で掘っていたら突然出現して驚いたと話して下さいま…

三原山御洞

おはようございます。 今日は伊豆大島を目指してますが、途中下車しつつ行きます。 それにしても今日の暑さは格別ですね。船は楽しみですが、山登りが心配…。 今日のテーマは、被災をまぬかれた神社です。 3.11の直後、東北の神社を取材した友人に教えて貰っ…

筑波

昨夜のブログに対し、「蚕影(こかげ)神社へは行きましたか?」とのメールが!? 「地図で社名を見ただけ。日没のため行く予定だった日枝神社もパスしました」 と返信すると、「筑波山神社の姉神らしいですよ」とのこと。 それは興味津々…、神名とは血縁関係を…

筑波山

突然ですが、筑波山を一周してきました。 1時間ほどバイクで走ったら腕が日に焼けてヒリヒリしてきたので フェイラーのタオルハンカチを巻いて日除けにしました。 しかし、うちから90分以上走ってもあんなに遠くかすんで見える筑波山を 原付で一周したなんて…

子持山

渋川からタクシーで3時間余り(走行距離40分のコースを待って頂いて…)遊びました。 小野上駅に着くまで殆ど雨に降られず有難い限りでした。 子持神社へ行ったことのある運転手さんをお願いしておいたのですが、 さすがに「奥ノ院」はご存知なく、頑張って探し…

見附 ENGLISH GARDEN HOTEL

おはようございます。 朝のニュースで今日は全国的に雷雨!! と言ってました。 ここ見附はまだ雨は降っていませんが、お昼前には雷雨になるそうです。 常識的に考えると、雷で電車が止まったりしないうちに帰宅すべきなのですが、 同じ場所へ何度も来るのは無…

長岡

新潟まで鈍行で、再び新幹線に乗ってます。 長岡泊まりなので「へぎ蕎麦」を食べそびれないよう予約していますが、 まだ時間が早いので、2社ほどまわる予定です。 紀元前後、日本列島には100以上の小国があったとされているため、 それぞれの国に大国主と妻…

葡萄村 Urushi JAPAN

おはようございます。漆と言えば JAPAN! 学生時代、私は村上堆朱に憧れていました。 村上木彫堆朱 その村上に「葡萄」という地名がありました。 村上堆朱は江戸時代からだとしても、漆は違います。 古代、越後の漆は税として朝廷に献上されていたそうです。…

能登半島

おはようございます。 今日も元気ですが、28日のルートを逆戻りする芸のなさに落ち込んでいます。 27日に能登空港へ飛べなかったため、時間とお金がムダに…!! 落胆しつつも折角来たので出発時刻まで能登半島を回ろうと思います。 今回、富山県内で宿泊したの…